<夜だけのコンタクトレンズ知ってる?>
視力矯正用の皆さんご存じのコンタクトレンズとは違った、
夜寝る時につけるコンタクトレンズを知っていますか?
コンタクトレンズは昼間というか起きている時につけているもの、
という概念ではなくって、特別なコンタクトレンズがあるのです。
アメリカで40年ほど前に発見され、世界的にも広がっている
視力矯正方法なのです。
高酸素透過性のハードコンタクトレンズを夜寝ている間着けていて、
朝それを外すと、日中は裸眼で視力が回復している状態を保てるというものなのです。
なんだか今までのコンタクトレンズと違っていて、不思議だと思いませんか?
<オルソケラトラジー>
これはオルソケラトロジーと呼ばれるもので、ギリシャ語で
オルケ=矯正、ケラト=角膜、ロジー=療法ということなのです。
仕組みはといいますと、近視は網膜の手前で焦点が結ばれてしまう屈折異常の状態なので、
角膜の形状を変えて屈折異常を正常化するというものなのです。
夜の間角膜に正常な形付けをしていくので、
最初は時間がかかりますが、だんだんと裸眼で生活できる時間が
増えていくというのも特徴の一つです。
残念ながら誰にも適用というわけではありませんが、
あまり強度でない近視で検査の結果で判断されます。
特に子どもの場合は角膜が柔らかいので、優れた効果を示すと言われています。
手術する事なく、夜着けるだけなので、比較的着けやすく、
無くす心配も少ないというところがこの良いところでしょうか。
その反面、自由診療となっているため費用は15~30万円と
少し高額になってしまいます。
また、ハードコンタクトレンズですからお手入れも
通常のハードコンタクトと同様にする必要があるので、
使い捨てのコンタクトと比べると多少手間がかかります。